そう、われわれが見たいのは、マジでドイツ人とハーフな惣流・アスカ・ラングレーでも、ホントに髪が青くて目の赤い綾波レイでもない。「ヘイジャッ プ!どーよ俺らの手で生まれ変わったミステリアスでセクスィなREIは!HAHAHA!!」と言わんばかりの、アタマ悪げなアメ公の大雑把極まりないリメ イクのはずだ。でなければハリウッドでエヴァを作る意味などない。
これこそが戦後日本を支配し、東側諸国を衰退させ、イスラムをも殲滅しようとしているアメリカイズムの顕現であり、ハリウッド版エヴァは、戦後50年かけて日本が「アメリカ」を咀嚼してきた歴史を、一瞬で逆回しすることで生まれた、恐るべき私生児なのだっ!
このアスカが精神攻撃を受けて「OHHHHHHHHH!」と叫ぶかと思うと楽しみで楽しみで、今から脳ミソが溶けだしそうであります。ああ、こんな 濃ゆいメリケンガールと二人っきりで取り残される世界になんて、ぼくは帰りたくないよ! 「お前の方が気持ち悪いんじゃボケェ!」とあらん限りの力で絞殺 したとしても誰も文句は言うまい。