唐音
2018年09月04日
唐音
とうおん
「とういん」ともいう。日本の漢字音の一種。呉音,漢音に続いて,唐末ないし宋代以降に日本にもたらされたもので,「行」をアン (行脚,行火) ,「子」をス (椅子) と読むのがその例。鎌倉時代に禅僧が伝えた宋・元の中国音,江戸時代初期に黄檗 (おうばく) 宗の僧侶が伝えた明末の中国音,さらに長崎を通って入った清朝のものまでも含む広い概念である。いずれも中国の南方音から入ったものであるが,必ずしも同一方言からとはいえないため,複雑なものになっている。宋音ともいわれ,両者は古くから同義に用いられている。
のん‐き【×呑気/×暢気/▽暖気】の意味
意味
例文
慣用句
画像
出典:デジタル大辞泉(小学館)
[名・形動]《「のん(暖)」は唐音。「呑気」「暢気」は当て字》
1 性格や気分がのんびりとしていること。こせこせしないこと。また、そのさま。「―な人」「―に暮らす」
2 気晴らしをすること。気散じをすること。
「ちっとの間―させましょかと」〈浄・浪花鑑〉
[派生]のんきさ[名]
とうおん
「とういん」ともいう。日本の漢字音の一種。呉音,漢音に続いて,唐末ないし宋代以降に日本にもたらされたもので,「行」をアン (行脚,行火) ,「子」をス (椅子) と読むのがその例。鎌倉時代に禅僧が伝えた宋・元の中国音,江戸時代初期に黄檗 (おうばく) 宗の僧侶が伝えた明末の中国音,さらに長崎を通って入った清朝のものまでも含む広い概念である。いずれも中国の南方音から入ったものであるが,必ずしも同一方言からとはいえないため,複雑なものになっている。宋音ともいわれ,両者は古くから同義に用いられている。
のん‐き【×呑気/×暢気/▽暖気】の意味
意味
例文
慣用句
画像
出典:デジタル大辞泉(小学館)
[名・形動]《「のん(暖)」は唐音。「呑気」「暢気」は当て字》
1 性格や気分がのんびりとしていること。こせこせしないこと。また、そのさま。「―な人」「―に暮らす」
2 気晴らしをすること。気散じをすること。
「ちっとの間―させましょかと」〈浄・浪花鑑〉
[派生]のんきさ[名]
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