がん vs がも
2020年10月01日
ガチョウとガンとカモと雁はどうちがうのですか?
ガン〔雁、かり〕は、カモ目-カモ科-ガン亜科の水鳥の総称。ガン族。 大きさはカモより大きく、ハクチョウより小さい。 日本ではマガン、カリガネ、ヒシクイなどが生息しています。
ガチョウ〔鵞鳥〕は、野生のガンを飼い馴らして家禽化したもの。 最古の飼育記録は古代エジプトに認められます。
カモ〔鴨〕は、カモ目-カモ科の鳥類のうち、ガン(ガン族)に比べて体が小さく、頸があまり長くなく、冬羽では雄と雌で色彩が異なるものの 総称(*1)。
学術上は纏まった分類群ではなく、便宜的に用いられる人為分類に過ぎません。
日本で見られるのは、カルガモ、マガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモ、オシドリ、等々。
*1:冬羽(繁殖羽)については、カルガモのように殆ど差が無い種もあり。
マガモ〔真鴨〕は、カモ目-カモ科-カモ亜科-カモ族の一属。 アヒル〔家鴨〕は、マガモを家禽化したもの。
アイガモ〔合鴨〕は、野鳥のマガモと家禽のアヒルの雑種。
羽根の色など外観は野生のマガモと殆ど変わりありません。
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