忍者ブログ

喉元過ぎれば熱さを忘れる”

2020年01月15日
“喉元過ぎれば熱さを忘れる”なんて言葉があるが、そのとおり。10歳年下の妻が大腸がんになってしまう相当なクライシスがあったにもかかわらず、彼女が手術を終えて土気色だった顔に血色が戻り、弱々しかった声が通るようになり、退院から5日ほどで子供と一緒に散歩するのを目にすると、これですべて終わったものだと錯覚してしまう。だが、待ち受けていた抗がん治療によってまだまだ終わっていなかったのだと痛感させられた。(全2回の1回目。後編に続く)

PR
Comment
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字