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つなぎ先の名前が聞こえなかったとき

2015年04月25日

 「誰宛ての電話か」というのを明確にしたければ、「恐れ入ります」「申し訳ございません」などのクッション言葉の後に「少々お電話が遠いようでございま す」と加え、「どちら宛てにお電話いただきましたでしょうか?」「どの者と代わればよろしいでしょうか?」「もう一度つなぎ先をお伺いしてもよろしいで しょうか?」と聞き返してみてはいかがでしょうか。
 電話での応対は、お客様の顔が見えないだけに、より高度な技術が求められます。丁寧・簡潔・正確をモットーに、響きの良い柔らかな声で、真心を込めた応対を心掛けましょう。


恐れ入りますが、つなぎ先をもう一度お願いできますか?


 つなぎ先が聞き取れない場合、「○○様、恐れ入りますが、当社の担当者名をもう一度お願いできますか?」と返してみてはいかがでしょうか。担当者という 言葉は、営業などでは適切ですが、該当しない場合もあります。その場合、「○○様、恐れ入りますが、当社のどの者におつなぎいたしましょうか?」という言 い方が良いでしょう。
 クッション言葉を入れながら、相手の名前は聞き取れていることを示すためにも相手の名前を呼び、問いかけると良いでしょう。正しい敬語で、皆さんが使いやすいマニュアルが完成すると良いですね。


「相手は鏡」といわれるように、誠意を持って応対すると相手も快く対応してくれることが多いものです。本ケースでは、正直に状況を伝えるのも方法の一つ。以下のように応対してみてはい かがでしょうか。
 「○○様、お電話ありがとうございます」(お礼の気持ちを伝え、相手の名前を呼ぶ)、「私、○○と申します」(安心感と誠意を 伝える)、「申し訳ございません、お電話が遠くて」などと、正直に伝えましょう。その上で、「私どものどちらにおつなぎいたしますか?」と明確に聞くのが 良いでしょう。
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