当事者俳優
2021年07月27日
「そもそも、日本に当事者の俳優はいるのだろうか」
トランスジェンダー役はトランスジェンダー当事者の俳優が演じるべきという考えに、東海林監督はかつてそう思っていた。
トランスジェンダーの配役をめぐっては、ハリウッドでシスジェンダー(出生時に割り当てられた性別と性自認が同じ人)の俳優がトランスジェンダーの配役を降板するなど、海外の映像業界では議論が進んでいる。東海林監督は海外での議論を認識した上で、「日本ではまだ早い」と感じていたという。
「トランスジェンダー役は、トランスジェンダー当事者の俳優に」が原点にあるという東海林監督。その理由と、日本メディアにおけるトランスジェンダー当事者の描き方の課題と目指すものを、東海林監督とイシヅカさんに聞いた。
トランスジェンダー役を当事者俳優が演じる
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