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ニコニコに関する読み物

2014年05月01日

日曜にニコニコ超会議3にニコニコ学会の審査員するためににいったが、超会議はなんだか新興宗教みたいだった。

高校生の生主などがプロと同等のステージで歌ってたが、失礼だがおそらく普段はそこらの高校生の一人であろう感じの人が多かったし(歌も当然カラオケレベ ル)、レベルが低いのも承知の上で大盛り上がりするギャラリーも、おそらく自分たちが主人公であるという空気を守るために努力してたんだと思う。

従来のこういったイベントは、ステージのあちら側の存在(プロとかアイドルとか)との間に厳然たる壁を作る物が多い印象だが、ニコニコ超会議は、積極的にその壁を壊そうと努力している印象を受けた。

ニコニコ超会議は「プロにも匹敵できるアマの俺ら」っていう夢を見させる装置としてのイベントなんだなーと感じた。
そしてそういうコンテンツは一般的な人間として一番快感がある物だろうと思うし、これからもっと必要とされる物だろうと思う。
さすがドワンゴは鋭いなーと思った。

政治家とかが来てて問題となっているが、それもそれぞれの思惑が上手く重なりあってる結果だろうと思う。
すなわち、
政治家は、「若い客層にPRして上手く取り込みたい。」
客達は、「こんな有名人(安倍首相とか)と同レベルにたてる俺らすごい(と思いたい)」
ドワンゴは「政界に恩を売ってパイプを持っておけば、少々無理したとしてもほかの新興IT企業の様に日本社会に刺される事も少なくなるはずだ」
といった感じだろうと思う。

ニコニコ動画のように、結構ギリギリなサービスがこの日本でまだ刺されずに残っている事自体、こういった政治的な活動が上手く働いているからなんだろう。

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