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前略 草々不一

2015年05月04日
「草々」と「不一」は結語です。それぞれ独立した言葉です。どちらか1つを書きます。

「草々」の意味は簡単にとかの意味「不一」の意味は十分に意を尽くしていない意味手紙の慣用語句には決まりがあります。

「前略」を頭語にしたら、結語は「草々」「早々」「不一」「不備」とします。その他の上記の頭語は「冠省」「急啓」「前文お許し下さい」などあります。

*前略などで手紙を書く時には、用件だけを教えたい時などに使います。



ふ いつ [1] 【不一・不乙▽】

一 ( 名 )手紙の末尾に書いて,気持ちを十分に書き尽くしていない意を表す語。不具。不悉(ふしつ)。不尽。不宣。二 ( 形動 ) [文] ナリ同じでないさま。 「詩画は-にして両様なりとの根本義を立てた/草枕 漱石」


草々不一

読み方:そうそうふいつ

別表記:草草不一

その手紙が、時候の挨拶などの前文を省略した急なもので、十分に思いを尽くすことができなかったことを詫びるために用いられる結語。「前略」「冠省」「急呈」「急啓」「略啓」などの頭語と対応し、「早々」「不尽」「怱々不一」などの結語と同じ意味を持つ。「草々」と「不一」のどちらかが用いられる場合も多い。
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