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正にその通り

2009年07月10日
正に  (類語:本当)

(副)
[1] ある事柄が成り立つことが動かしがたいさま。疑いもなく。確実に。

金十万円―受領致しました

―名案だ

―一石二鳥だ
[2] 一つの事物をそれ以外にはないものとして特に取りたてるさま。ちょうど。ぴったり。

彼こそが―適任だ

あの姿は―彼だ

悲劇から今―一年が経過した
[3] (多く「将に」と書く)もう少しのところで物事が起こるさま。ちょうど今。

―沈もうとする夕日

彼は今―運命の分かれ目にさしかかろうとしている

―出発する直前だった
[4] (多く「当に」と書く。「まさに…べし」の形で)ある事柄が成立することが強く望まれているさま。当然。

彼こそが―罪を受けるべきだ

男は―かくあるべきだ
[5] (反語表現に用いられて)ある事柄が成立するはずのないことを強調する。どうして…しようか。

なに人か迎へきこえむ。―許さむや〔出典: 竹取〕
〔補説〕 [3] [4] は漢文訓読に用いられた語法



その通り


その通りだ
That's it [right]!

通り★文例:

いつもの通り
as usual

上記の通り
as stated above

彼の演説の趣旨は下記の通り
The gist of his speech is as follows.


言った通りだろ
I told you so!

おっしゃる通りです
You are right.

その通りだ
That's it [right]!

言われた通りにやりなさい
Do as you are told.

決めた通り実行した
He did exactly what he had decided to do



II 1〔評判,受け〕(a) reputation

あの人は世間の通りがよい[悪い]
He has 「a good [an unsavory] reputation.

彼は上役に通りがよい[悪い]
He is in [out of] favor with his superiors.

そう言っちゃ通りが悪いよ
It will sound mean for you to say so.


【つづく】続く未完成




[副]

ある事が確かな事実であるさま。まちがいなく。本当に。「事実は―予言のとおりだった」

実現・継続の時点を強調するさま。ちょうど。あたかも。「彼は―車から降りた瞬間、凶弾に倒れた」

《漢文訓読から起こった用法》

T2460.gif(「当に」とも書く。「まさに…べし」などの形で)当然あることをしなければならないさま。ぜひとも。「学生たる者―学問に励むべきだ」

T2461.gif将に」とも書く)(「まさに…せんとする」などの形で)ある事が実現しそうだという気持ちを表す語。今にも。「飛行機が―飛び立とうとしている」

(主に、あとに反語表現を伴って)どうして…しようか。

「あやしかりつるほどのあやまりを、―人の思ひとがめじや」〈・紅葉賀〉



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