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えしゃく

2020年04月09日
え‐しゃく〔ヱ‐〕【会釈】 の解説
[名](スル)《もと仏教語で、混乱した内容を、前後照合して意味が通じるようにする意の「和会 (わえ) 通釈」の略》
1 軽くあいさつや礼を交わすこと。また、そのあいさつや礼を示す所作。「会釈してすれ違う」「会釈を返す」

2 相手に心配りをすること。思いやり。斟酌 (しんしゃく) 。「遠慮会釈もなく割り込む」

「一国独立の為とあれば試みにも政府を倒すに―はあるまい」〈福沢・福翁自伝〉

3 事情を納得して理解すること。趣旨をのみこむこと。

「之を尺度として、―もなく百般の著述を批評するをいうなり」〈逍遥・批評の標準〉

4 事情を説明したりすること。

「入道朝家を恨み奉る由聞こえしかども、静憲法印院宣の御使ひにて様々―申しければ」〈盛衰記・一二〉

5 (多く、あとに「こぼる」「こぼす」などを伴って用いる)打ち解けて愛敬のあること。また、その所作。

「―こぼして、御機嫌取りの追従顔」〈浄・振袖始〉

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