キテレツな料理、 奇妙(きみょう)
2017年08月31日
キテレツとは、非常に奇妙なこと。 珍妙なこと。キテレツ・奇天烈(きてれつ) - 日本語俗語辞書
ーー
元気いっぱいの昭和初期の『主婦之友』には、少しキテレツな和洋折衷料理が紹介されていました。
ーー
雑誌を読んでいると、あまり見かけない文言に目が止まりました。
「キテレツな話だ…」
「きてれつ」とは「奇天烈」と記述して「奇妙」と合わせて「奇妙奇天烈」と言われることが多いようです。なんでも、江戸時代から使われている語句のようで、意味としては前者の「奇妙」と同じ意味。「奇妙」強調する意味で言い回しと語呂の良さから使われているようで、そもそも「奇天烈」自体にはこれといった語源や意味などな無いようです。口からついて出たよいリズムの文言が自然に定着して、その後当て字がついた。といった事になるでしょうか。
まだまだ知らない言葉がたくさんあって、本当に日本語の奥深さを実感します。
ーー
非常に不思議なさま。珍妙なさま。 「奇妙-な服装」 「よつぽど-な間違いがあつたぜ/当世書生気質 逍遥」 〔「奇天烈」とも当てる〕
奇妙 きみょう
1 珍しく、不思議なこと。また、そのさま。「科学では説明できない奇妙な現象」
2 風変わりなこと。また、そのさま。「奇妙な格好」
3 非常に趣・おもしろみ・うまみなどがあること。また、そのさま。
「むむ、それは―だ。世話でもそれを煮てくんな」〈人・春告鳥・初〉
PR
Comment