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末尾、「いやよいやよも好きのうち」、野暮

2023年08月23日
記事末尾にある“性的同意の本質は、「契約」ではなく「コミュニケーション」です”という指摘はとても重要だと感じます。
Also, a trope in film:
そもそも日本では性交渉について「いやよいやよも好きのうち」といった言説を許してきた時代が長く、被害当事者や支援者たちが「いやよいやよはイヤなんです」と声を上げて、被害者にとって酷な立証を迫る司法の現実や、その法の改正を訴えた経緯があります。



ここ5〜6年で「性的同意」という言葉はニュースでも頻繁に報道されるようになりましたが、それ以前には明確な同意を確認することはむしろ野暮であるという空気がありました。
[名・形動]《語源未詳。「野暮」は当て字》
  1. 人情機微に通じないこと。わからず屋で融通のきかないこと。また、その人やさま。無粋 (ぶすい) 。「―を言わずに金を貸してやれ」「聞くだけ―だ」⇔粋 (いき) 

  1. 言動趣味などが、洗練されていないこと。無風流なこと。また、その人やさま。無骨。「―なかっこうをする」⇔粋 (いき) 

遊里事情に通じないこと。また、その人や、そのさま。

  1. 「―はいやなり。中ぐらゐなる客はあはず」〈浮・一代女・二〉

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