取捨選択、採長補短
2017年08月31日
しゅしゃ-せんたく【取捨選択】の意味
- 悪いもの、不必要なものを捨てて、よいもの、必要なものを選び取ること。取るべきものと捨てるべきものとを選択する意から。▽「取捨」はよいものを取り、悪いものを捨てること。「選択」はよりよいものを選び出すこと。
Take the good, leave the bad.
★ 「人の振り見て我が振り直せ」
ことわざで一番近いのは「人の振り見て我が振り直せ」ですが、この意味は他人の振る舞いの良いところ、悪いところをよく見て、それを自分の反省のもととして行動せということで、良いところを真似するという意味も含みますが、”他人の行いを見て、悪い点”があったら自分のそれを直しなさい”というように、他人の悪いところを見て、自分の反省材料にする要素が高いものです。
「鵜の真似する鳥」は、自分の能力を考えないで、他人のまねをして失敗するということ、「爪の垢を煎じて飲む」は、優れた人の爪の垢を薬として飲んでその人にあやかるように心がけること(気持ちだけ味わいたい)なので、しっくりしないのだと思います。
「採長補短(さいちょう-ほたん)」
「長」は長所、「短」は短所、「採」は取り入れる、「補」は補うということで、”人のよいところを取り入れて、自分の短所や足りないところを補うこと”という意味です。
>>人の長所をとり入れて、自分の短所を補うこと。
「芸は盗め」ってのはどうですか?
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