無題
2020年10月22日
言語が異なれば、現地音にあわせて発音しようとしても、その言語にその発音を表す音がなければ、結局、正確に発音することはできず、通じにくくなるという弊害だけが残ります。日本の社会科地図帳で中国語地名を現地語読みさせようと「チョンツー」のように書いても、「成都」と比べてわかりにくいと感じる日本人は多いことでしょう。声調のない日本語では中国語地名をカタカナで書いたら全く同じ表記になって区別がつかなくなる地名も出てきてしまいます。日本漢字音でさえ「広州」と「杭州」の区別が音声ではつかないわけですから。
理想と現実はしばしば相いれないものだと言うことなのでしょう。
理想と現実はしばしば相いれないものだと言うことなのでしょう。
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