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謙譲の心、というやつですね、鬱屈した心理状況

2021年03月04日
「頭隠して尻隠さず、というやつですね」の「というやつですね」を付け加えたら、なんか、その昔の言葉の硬さがソフトに聞こえるみたいですよ。


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ついでですが、もう一つ私見です。
日本人は自分の日本語に自信を持っていないようです。例えば、漢字を書けなくなっています。その結果、漢字検定という漢字能力試験に人気があったりします。パソコンの漢字変換に頼りすぎるようになったことも背景にあります。しかし、もともと、漢字は難し過ぎるのです。「魑魅魍魎」など書けますか?
知らないことわざも四字熟語もたくさんあります。
そういう状況ですから、外国人の方が部分的に詳しくなることは容易です。その結果として、日本人が知らない日本語の表現を外国人から教わるのは、ある場合には腹立たしいという鬱屈した心理状況になるのです。

学んだ表現がその場に最もふさわしいと感じても、日本人に日本語の表現を持ちだすのは、控えめに、謙譲の心を持ってするのが良いでしょうね。



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そうした場合の言い回しでは(相手が知らないかも知れないと不安になった場合の表現です)、「そういうのは「羊頭狗肉」とでも言うんでしたっけ?」とか、相手が知らなくても引け目を感じない言い方をすることがあります。とくに外国人が日本人に対する場合は、日本人に教わるという態度を持つのがコツでしょう。
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