お姉さん お姐さん
2019年07月09日
姉さんは通常「ねえさん」と読み、きょうだい関係で年上の女性を指す場合と、特に「お姉さん」の形で若い大人の女性を広い意味で指す場合があります。
姐さんは通常「あねさん」と読み、義兄弟の関係で上の立場の女性を指す場合を指します。
姐さんという言い方は「極道か」と突っ込まれますので、普通はすべて「姉さん」ということでいいと思います。
、
血がつながっているかいないか、で使い分ける
のかなと思います。
どちらも「ねえさん」と呼べますが、
水商売や芸者なんかは○○姐さん(ねえさん)
と呼んでいることから考えると、
芸者・芸妓の年上の女性を呼ぶ時に用いたのが
始まりかと考えました。
姉さんは、実の姉、義姉。
姐は法律的に家族ではないが、なんらかの強い絆が
あり、しかも目上の女性に使うと。
★
③ 若い女性を呼ぶ時に用いる語。また、若い女性をさしていう語。 《姉》 「ちょっと-、駅はどっち」 〔 (1) 親しい間柄では、自分の姉をさす場合に「あね」ではなく、くだけて「おねえさん」と言うこともある。「うちの-は一人旅が好きなんです」 (2) 女の子が成長して以前より大きくなったようすを表す時にも用いる。「すっかり-になったね」〕
④ 旅館・飲食店で働いている女性を呼ぶ語。芸妓などが先輩を呼ぶ語。 《姐》 「 -、お勘定」
姐さんは通常「あねさん」と読み、義兄弟の関係で上の立場の女性を指す場合を指します。
姐さんという言い方は「極道か」と突っ込まれますので、普通はすべて「姉さん」ということでいいと思います。
、
血がつながっているかいないか、で使い分ける
のかなと思います。
どちらも「ねえさん」と呼べますが、
水商売や芸者なんかは○○姐さん(ねえさん)
と呼んでいることから考えると、
芸者・芸妓の年上の女性を呼ぶ時に用いたのが
始まりかと考えました。
姉さんは、実の姉、義姉。
姐は法律的に家族ではないが、なんらかの強い絆が
あり、しかも目上の女性に使うと。
★
③ 若い女性を呼ぶ時に用いる語。また、若い女性をさしていう語。 《姉》 「ちょっと-、駅はどっち」 〔 (1) 親しい間柄では、自分の姉をさす場合に「あね」ではなく、くだけて「おねえさん」と言うこともある。「うちの-は一人旅が好きなんです」 (2) 女の子が成長して以前より大きくなったようすを表す時にも用いる。「すっかり-になったね」〕
④ 旅館・飲食店で働いている女性を呼ぶ語。芸妓などが先輩を呼ぶ語。 《姐》 「 -、お勘定」
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ゑ、ヱ
2019年05月22日
ゑ、ヱは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第10行第4段(わ行え段)に位置する。現代では え と同じ発音である。ただし、当初の発音は「ウェ」。現代仮名遣いでは「ゑ」は使われず、代わりに「え」と書かれる。
old hiragana symbols were slightly different sounds
2019年05月22日
ちょっと自信がないので間違っているかもしれませんが、お話ししたいと思います。
まずは、「じ」と「ぢ」についての発音です。
「ざ」「じ」「ず」「ぜ」「ぞ」は、鼻にかからないように濁らせます。
「ぢ」「づ」は、鼻にかかるように発音します。
普通、鼻濁音は「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」に限られているはずなのですが、「ぢ」「づ」にも、鼻濁音が発生するようです。(間違っていたらごめんなさい。)
この鼻濁音についてですが、西日本の方々はできない(発音することが難しい?)そうですね。
「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」の例で言うと、
中学校(ちゅうがっこう)と高等学校(こうとうがっこう)の「が」の発音が違います。(極端に言えばちゅぅがっこうと発音します。)
ただ、「ぢ」「づ」は、「ぅぢ」「ぅづ」とは言いませんが、鼻をつまむとうまく発音ができないと思いますよ。(本当からすれば、鼻濁音ではなく、鼻にかかった発音とだけ言った方が正しいのかもしれませんが・・・。)
「ゐ」「ゑ」「を」の発音は、下唇を軽くかむようして発音します。
まぁ、そのようにして、「wa」「wi」「wu」「we」「wo」と発音するとよく分かると思いますよ。
では、参考にしてみてくださいね。
まずは、「じ」と「ぢ」についての発音です。
「ざ」「じ」「ず」「ぜ」「ぞ」は、鼻にかからないように濁らせます。
「ぢ」「づ」は、鼻にかかるように発音します。
普通、鼻濁音は「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」に限られているはずなのですが、「ぢ」「づ」にも、鼻濁音が発生するようです。(間違っていたらごめんなさい。)
この鼻濁音についてですが、西日本の方々はできない(発音することが難しい?)そうですね。
「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」の例で言うと、
中学校(ちゅうがっこう)と高等学校(こうとうがっこう)の「が」の発音が違います。(極端に言えばちゅぅがっこうと発音します。)
ただ、「ぢ」「づ」は、「ぅぢ」「ぅづ」とは言いませんが、鼻をつまむとうまく発音ができないと思いますよ。(本当からすれば、鼻濁音ではなく、鼻にかかった発音とだけ言った方が正しいのかもしれませんが・・・。)
「ゐ」「ゑ」「を」の発音は、下唇を軽くかむようして発音します。
まぁ、そのようにして、「wa」「wi」「wu」「we」「wo」と発音するとよく分かると思いますよ。
では、参考にしてみてくださいね。
歴史的仮名遣い
2019年05月21日
歴史的仮名遣い
i.e. てふてふ for 蝶々 ちょうちょう
歴史的仮名遣(れきしてきかなづかい)とは、仮名遣の一種。現代仮名遣いと対比して旧仮名遣(きゅうかなづかい)とも呼ばれるが[1]、別称として「復古仮名遣い」とも、また「古典仮名遣い」とも呼ばれる。
......
歴史的仮名遣いは発音と関係のない変な書き方をしているわけではなく、大昔の発音と書き方がどうであったのかを示しているものなのです。
...
現代仮名遣いで生活している私たちも実は歴史的仮名遣いから全く離れてしまっているわけではありません。
「こんにちは」と書いて「コンニチワ」と読んでいます。
「~原(はら)」を「ワラ」と読みます。(藤原、菅原、・・・)
「羽、把」は「ハ」と読む漢字だと知りながら「一羽、一把」を「イチワ」と読んでいます。
「8(はち)」を九九で「ワ」と読んだり、語呂合わせで「ワ」と読んだりします。
「ホオ(頬)」と言いながら「ほほ」と書くことがあります。
「不知火(しらぬい)」に「しらぬひ」と振り仮名をつけたくなります。
・
....
学校のテストや試験で出題されるのはほとんど「次の古文を現代仮名遣いに変えなさい。」という形式の問題です。
この「現代仮名遣いに変える」とは
「この古文を現代ではどのように発音して読むでしょうか。それを現代仮名遣いで書きなさい。」
という意味です。
i.e. てふてふ for 蝶々 ちょうちょう
歴史的仮名遣(れきしてきかなづかい)とは、仮名遣の一種。現代仮名遣いと対比して旧仮名遣(きゅうかなづかい)とも呼ばれるが[1]、別称として「復古仮名遣い」とも、また「古典仮名遣い」とも呼ばれる。
......
歴史的仮名遣いは発音と関係のない変な書き方をしているわけではなく、大昔の発音と書き方がどうであったのかを示しているものなのです。
...
現代仮名遣いで生活している私たちも実は歴史的仮名遣いから全く離れてしまっているわけではありません。
「こんにちは」と書いて「コンニチワ」と読んでいます。
「~原(はら)」を「ワラ」と読みます。(藤原、菅原、・・・)
「羽、把」は「ハ」と読む漢字だと知りながら「一羽、一把」を「イチワ」と読んでいます。
「8(はち)」を九九で「ワ」と読んだり、語呂合わせで「ワ」と読んだりします。
「ホオ(頬)」と言いながら「ほほ」と書くことがあります。
「不知火(しらぬい)」に「しらぬひ」と振り仮名をつけたくなります。
・
....
学校のテストや試験で出題されるのはほとんど「次の古文を現代仮名遣いに変えなさい。」という形式の問題です。
この「現代仮名遣いに変える」とは
「この古文を現代ではどのように発音して読むでしょうか。それを現代仮名遣いで書きなさい。」
という意味です。
Why は is pronounced wa... maybe
2019年05月21日
日本語のハ行の発音の変化に関係があります。
奈良時代以前、日本語のハ行の発音はパ行の発音でした。
「花」(はな)は「パナ」、「川」(かは)は「カパ」、「貝」(かひ)は「カピ」、「前」(まへ)は「マペ」、
「~は」は「~パ」、「~へ」は「~ペ」と発音されていました。
奈良時代に入ると、唇を閉じる度合いが弱まり、ハ行の発音はファ行になりました。
「花」(はな)は「ファナ」、「川」(かは)は「カファ」、「貝」(かひ)は「カフィ」、「前」(まへ)は「マフェ」、
「~は」は「~ファ」、「~へ」は「~フェ」と発音されるようになりました。
平安時代に入り、西暦1000年ごろになると、単語の先頭以外の位置にあるハ行の音節が、
全てワ行の発音に変化するという大変化が起こりました。これを「ハ行転呼」と呼びます。
これにより、「花」(はな)は「ファナ」、「川」(かは)は「カワ」、「貝」(かひ)は「カウィ」、「前」(まへ)は「マウェ」
と発音されるようになりました。
しかし、助詞の「~は」「~へ」は、この頃はまだ助詞の独立性が高かったことを反映して、
単語の先頭扱いされ、まだしばらくは「~ファ」「~フェ」と発音されていました。
鎌倉時代から室町時代にかけて、助詞の独立性がなくなっていき、
付属語として発音されるようになっていきました。
そして、「~は」「~へ」は単語の終わりとして扱われるようになり、発音が「ワ」「ウェ」になりました。
そして同じころ、ワ行の「ウィ」「ウェ」の発音が「イ」「イェ」に変化し、
「花」(はな)は「ファナ」、「川」(かは)は「カワ」、「貝」(かひ)は「カイ」、「前」(まへ)は「マイェ」、
「~は」は「~ワ」、「~へ」は「~イェ」と発音されるようになりました。
江戸時代に入ると、「エ」の発音が「イェ」から「エ」に変化し、ハ行の発音がハ行に変化して、
「花」(はな)は「ハナ」、「川」(かは)は「カワ」、「貝」(かひ)は「カイ」、「前」(まへ)は「マエ」、
「~は」は「~ワ」、「~へ」は「~エ」と発音されるようになりました。
そして第二次世界大戦後に、現代の発音に基づいた現代仮名遣いが公布され、
ハ行転呼を受けた実際の発音通りの仮名遣いがなされるようになりました。
このため、「川」「貝」「会う」「前」「顔」は、「かは」「かひ」「あふ」「まへ」「かほ」から
「かわ」「かい」「あう」「まえ」「かお」へと表記が変更されました。
しかし助詞の「は」「へ」「を」は、使用頻度が極めて高いため書き換えの抵抗感が大きいと判断され、
「わ」「え」「お」と書き換えずにそのまま残すと決められました。
こうして、助詞の「は」だけが、「わ」と読むにも関わらず「は」のまま残されているのです。
奈良時代以前、日本語のハ行の発音はパ行の発音でした。
「花」(はな)は「パナ」、「川」(かは)は「カパ」、「貝」(かひ)は「カピ」、「前」(まへ)は「マペ」、
「~は」は「~パ」、「~へ」は「~ペ」と発音されていました。
奈良時代に入ると、唇を閉じる度合いが弱まり、ハ行の発音はファ行になりました。
「花」(はな)は「ファナ」、「川」(かは)は「カファ」、「貝」(かひ)は「カフィ」、「前」(まへ)は「マフェ」、
「~は」は「~ファ」、「~へ」は「~フェ」と発音されるようになりました。
平安時代に入り、西暦1000年ごろになると、単語の先頭以外の位置にあるハ行の音節が、
全てワ行の発音に変化するという大変化が起こりました。これを「ハ行転呼」と呼びます。
これにより、「花」(はな)は「ファナ」、「川」(かは)は「カワ」、「貝」(かひ)は「カウィ」、「前」(まへ)は「マウェ」
と発音されるようになりました。
しかし、助詞の「~は」「~へ」は、この頃はまだ助詞の独立性が高かったことを反映して、
単語の先頭扱いされ、まだしばらくは「~ファ」「~フェ」と発音されていました。
鎌倉時代から室町時代にかけて、助詞の独立性がなくなっていき、
付属語として発音されるようになっていきました。
そして、「~は」「~へ」は単語の終わりとして扱われるようになり、発音が「ワ」「ウェ」になりました。
そして同じころ、ワ行の「ウィ」「ウェ」の発音が「イ」「イェ」に変化し、
「花」(はな)は「ファナ」、「川」(かは)は「カワ」、「貝」(かひ)は「カイ」、「前」(まへ)は「マイェ」、
「~は」は「~ワ」、「~へ」は「~イェ」と発音されるようになりました。
江戸時代に入ると、「エ」の発音が「イェ」から「エ」に変化し、ハ行の発音がハ行に変化して、
「花」(はな)は「ハナ」、「川」(かは)は「カワ」、「貝」(かひ)は「カイ」、「前」(まへ)は「マエ」、
「~は」は「~ワ」、「~へ」は「~エ」と発音されるようになりました。
そして第二次世界大戦後に、現代の発音に基づいた現代仮名遣いが公布され、
ハ行転呼を受けた実際の発音通りの仮名遣いがなされるようになりました。
このため、「川」「貝」「会う」「前」「顔」は、「かは」「かひ」「あふ」「まへ」「かほ」から
「かわ」「かい」「あう」「まえ」「かお」へと表記が変更されました。
しかし助詞の「は」「へ」「を」は、使用頻度が極めて高いため書き換えの抵抗感が大きいと判断され、
「わ」「え」「お」と書き換えずにそのまま残すと決められました。
こうして、助詞の「は」だけが、「わ」と読むにも関わらず「は」のまま残されているのです。